これのお陰で後日AtCoderのコンテストで解法の目途が立ったよね。
https://codeforces.com/contest/1278/problem/F
問題
M枚のカードがあり、1枚がジョーカーである。
これらのカードから1枚をランダムに取り、戻すことをN回繰り返す。
ジョーカーが出た回数をXとすると、この時のスコアを定数Kを用いてX^Kとする。
スコアの期待値を求めよ。
解法
N,Mが大きいので、O(N)やO(M)かかる解法は使えない。
Kがさほど大きくないことに着目しよう。
ある数aが良いとは、a回目の施行でジョーカーが出たことを示す。
もしK=2の時、2要素のタプル(a1,a2)を考える。
全要素が良い値であるようなタプルの総数がスコアの値となる。
Kが3以上の場合も同様。
K要素中m個uniqueであるような値の選び方をdp(K,m)とする。
m個がいずれも良い値ならよいので、dp(K,m)*(1/M)^mがスコアに計上される。
int N,M,K; const ll mo=998244353; ll modpow(ll a, ll n = mo-2) { ll r=1;a%=mo; while(n) r=r*((n%2)?a:1)%mo,a=a*a%mo,n>>=1; return r; } ll dp[5050][5050]; void solve() { int i,j,k,l,r,x,y; string s; cin>>N>>M>>K; dp[0][0]=1; FOR(i,K) { FOR(j,i+1) { // same dp[i+1][j]+=dp[i][j]*j%mo; dp[i+1][j+1]+=dp[i][j]*(N-j)%mo; } } ll ret=0; ll revm=modpow(M); ll mi=1; for(i=1;i<=K;i++) { mi=mi*revm%mo; ret+=dp[K][i]*mi%mo; } cout<<ret%mo<<endl; }
まとめ
ECRの最終問にしてはコード量が短い。