こういうの本番に通しきるの大変そう。
https://yukicoder.me/problems/no/2135
問題
整数N,Mが与えられる。
ラベル付き頂点からなる、N頂点M辺の単純無向グラフのうち以下のものは何通りか。
- N点から5点選んだ時、その誘導部分グラフは必ず長さ5の閉路を持つ。
解法
条件を満たす補グラフは、以下の条件を満たす。
- 最大次数は2以下である。
- もし補グラフで次数3以上ある点があると、その点と隣接点を含む5点を選ぶと、閉路を作れない。
- 長さ3・4の閉路を持たない。
言い換えると、補グラフの各連結成分は以下のいずれかであればよい。
- 孤立点
- パス
- 長さ5以上の閉路
あとは処理済みの頂点数と辺数を状態に持つDPで、上記を数え上げればよい。
int N,M; ll dp[303][90909]; const ll mo=998244353; const int NUM_=400001; static ll fact[NUM_+1],factr[NUM_+1],inv[NUM_+1]; ll comb(ll N_, ll C_) { if(C_<0 || C_>N_) return 0; return factr[C_]*fact[N_]%mo*factr[N_-C_]%mo; } void solve() { int i,j,k,l,r,x,y; string s; inv[1]=fact[0]=factr[0]=1; for (int i=2;i<=NUM_;++i) inv[i] = inv[mo % i] * (mo - mo / i) % mo; for (int i=1;i<=NUM_;++i) fact[i]=fact[i-1]*i%mo, factr[i]=factr[i-1]*inv[i]%mo; cin>>N>>M; dp[0][0]=1; FOR(i,N) { FOR(x,i*i+1) if(dp[i][x]) { //孤立 (dp[i+1][x]+=dp[i][x])%=mo; //パス for(y=2;i+y<=N;y++) { ll a=comb(N-(i+1),y-1); ll b=(fact[y]*(mo+1)/2)%mo; (dp[i+y][x+y-1]+=dp[i][x]*a%mo*b)%=mo; } //閉路 for(y=5;i+y<=N;y++) { ll a=comb(N-(i+1),y-1); ll b=(fact[y-1]*(mo+1)/2)%mo; (dp[i+y][x+y]+=dp[i][x]*a%mo*b)%=mo; } } } cout<<dp[N][N*(N-1)/2-M]<<endl; }
まとめ
補グラフを考えると簡単になるというテク、覚えておこう…。