★4~4.5位?
http://yukicoder.me/problems/no/474
問題
パラメータA,B,Cが与えられる。
根付き木において、根はA個の子頂点を持ち、各子頂点はB個の葉をもつとする。
この木の各頂点をC色のいずれかで塗る。
子頂点を並べ替えて同じ状態になる木を重複して数えない場合、木の状態の偶奇を求めよ。
解法
1個の子頂点にある子頂点群B個の組み合わせはである。
よって子頂点のsubtreeの色の塗り方は通りである。
根の子頂点の個々の塗り方が通りなので、この木全体の塗り方は通り。
ここで求めたいのはこの式の偶奇だけなので、の部分の偶奇を考えよう。
ここで、の偶奇は、qより大きな2の累乗rに対しと一致する。
よって、の偶奇を求めるには、Aが10^6以下なことを考えるとが求められれば良い。
そのための形の計算を行う必要がある。
剰余の対象が素数ではないのでフェルマーの小定理を用いたいつもの計算はできない。
よってx! = 2^{f(x)} * g(x) (f(x)はx!を素因数分解したときの2の指数、g(x)はx!を2で割れるだけ割った数)のように2の累乗とそれ以外を分けてCombinationの計算をすればよい。
オイラーの定理より、g(x)のmod 2^21における逆元はg(x)^(2^20-2)で求めることができる。
int T; int num2[(1<<22)+100000]; int A,B,C; ll mo=1<<21; ll fact[(1<<22)+500000]; ll modpow(ll a, ll n, ll mo) { ll r=1; while(n) r=r*((n%2)?a:1)%mo,a=a*a%mo,n>>=1; return r; } ll combi(int N_, int C_) { int x = num2[N_]-num2[N_-C_]-num2[C_]; if(x>=21) return 1LL<<21; ll ret=1LL<<x; ret = ret * fact[N_] % mo; ret = ret * modpow(fact[C_],mo/2-1,mo) % mo; ret = ret * modpow(fact[N_-C_],mo/2-1,mo) % mo; return ret; } ll hcomb(int P_,int Q_) { return (P_==0&&Q_==0)?1:combi(P_+Q_-1,Q_);} void solve() { int i,j,k,l,r,x,y; string s; fact[0]=1; FOR(i,(1<<22)+50000) { fact[i+1]=fact[i]*(i+1); num2[i+1]=num2[i]; while(fact[i+1]%2==0) num2[i+1]++, fact[i+1]/=2; fact[i+1]%=(1<<21); } cin>>T; FOR(i,T) { cin>>A>>B>>C; auto k=hcomb(C,B); if(C%2==0 || k%(1<<21)==0) { _P("0\n"); continue; } _P("%lld\n",(hcomb(C*k % (1<<21),A)%2)); } }
まとめ
想定解と方針が一致してびっくり。